ニック・ハイドフェルドは、ルノーはベルギーGPに大きなアップデートを持ち込むが、そのパッケージが大幅なパフォーマンス向上を示さなければ、今季戦いの見通しは厳しくなるだろうと述べた。
ルノーはいい形でシーズンをスタートし、開幕から2戦連続で表彰台を獲得したが、その後、勢いを失っている。しかしチームはファクトリーで大きな改善を成し遂げることができ、ウイング、ボディワーク、フロアのアップデートなど、多数の新パーツを次戦スパ-フランコルシャンに持ち込むという。
ハイドフェルドは、ベルギーでのアップデートがいい兆しをもたらしてくれるかどうかはチームにとって重要だと考えている。ルノーはコンストラクターズ選手権で14ポイント差の4位に位置するメルセデスをとらえたいと考えている。
「もし(ベルギーのアップデートが)うまくいかなければ、僕らは苦しい状況になる」とハイドフェルド。
「ベストの結果が出るよう祈ろう」
「最終的にうまくいくような気がしている。ここ数戦で言ってきたように、僕らは問題を理解し、前進していると思うからね。大きなアップデートを持ち込むのはこれが初めてなんだ」
「問題を理解して以来、いくつか細かいことは試してきた。でも風洞で大きな改善が見られた。すべてのパーツを持ち込むのは簡単なことではないが、僕らが正しい方向に進めるかどうかについて、スパはとても重要な場所になる」
ルノーはベルギーでも後方排気システムを試す可能性はあるが、ここに持ち込む大きなアップデートは前方排気のコンセプトに基づいたものであるため、後方排気のテストを行うかどうかは未定だということだ。