2010年F1第19戦アブダビGPの日曜決勝で、トロロッソのハイミ・アルグエルスアリは9位を獲得、17番グリッドからいったいどうやってここまでポジションを上げられたのかよく分からないと語った。セバスチャン・ブエミは15位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
セバスチャン・ブエミ 決勝15位
結果自体はすごくいいものではないけれど、自分はとてもいいレースをしたと思っている。すごいスタートを決めて、5台抜いた。セーフティカーが出動した際に、チームは、ハイミにはタイヤ交換させ、僕はステイさせることに決めた。チームメイトの戦略の方がよかったことがはっきりしたと思う。彼はピットストップをしてセーフティカーの後ろに追いつくことができ、タイヤのデグラデーションもなかったからね。だから僕としては少しがっかりしている。僕が別の戦略をとっていれば、楽にポイント圏内に入れていたはずだと思うからね。
ハイミ・アルグエルスアリ 決勝9位
この結果には満足している。僕にとって今シーズン3度目の入賞だった。正直言って、17番手スタートだったのにどうやって9位まで上がれたのかよく分からないんだ! オープニングラップのシューマッハーの事故に巻き込まれなかったのは本当にラッキーだった。その後、セーフティカーが出動してすぐにタイヤを換えるといういい戦略をとった。タイヤはレース中ずっととてもよく機能し、リヤには全くデグラデーションが起きなかった。コースコンディションは常によくなっていくのを感じた。セクター3でマッサに対して優勢で、彼の方が少しだけ速かったけれど最初のふたつのセクターでギャップをキープできた。チームのためにこの結果を嬉しく思う。彼らは戦略において素晴らしい仕事をしたからね。この9位は皆にふさわしい結果だし、シーズンをいい形で締めくくれた。