マクラーレンのルイス・ハミルトンは、今年F1のタイトルを防衛する望みはほとんどなくなったと結論づけた。

 今季のマクラーレンのマシンMP4-24は、空力面で難があり、高速サーキットで速さを発揮できずにいる。6戦を終えた段階で、ハミルトンの獲得ポイントはわずか9ポイント、ランキング9位に沈んでいる。
 モナコでは、ハミルトンは木曜フリー走行でいずれもトップ3位に入る好調さを見せ、予選ではトップ5を狙っていたものの、Q1でコントロールを失い、ミラボーのバリアに突っ込んだことでその望みは潰えた。マシンのリヤサスペンションが破損し、ギヤボックスも交換せざるをえず、最後尾グリッドからのスタートとなり、結果12位フィニッシュに終わった。

 現在ポイントリーダーのジェンソン・バトンとの差はすでに42ポイントに広がっている。ハミルトンは、2009年は楽しむべきシーズンというよりは、耐え忍ぶべきシーズンであることを、少しずつ受け入れてきているようだ。
「とても厳しいね」とハミルトンは、デイリー・テレグラフに対して語った。
「でも誰もが経験することだ。世界チャンピオンは皆、辛い時期を経験している。僕らはそういう経験をしているところなんだ。タイトルを争えるかどうかは、今となってはかなり疑問だね。でもこれからもプッシュし続けて、何が起こるか見てみるよ」
「僕は諦めない。トルコで再び戦う準備はできているよ。少しずつだが僕らはよくなっているからね。ただ、ブラウン勢ほど速くはないけれど。ジェンソンとブラウンチームは今年素晴らしい仕事をしている。選手権を獲得するのにベストな位置にいるのは、もちろん彼だ。彼の幸運を祈るよ。僕なら間違いなく彼(のタイトル獲得)に賭ける」
「(モナコは)モナコだからね。(イスタンブールに)望みをかけちゃだめだ。トルコは高速コーナーだらけで、僕らのマシンはそういうコースに適していない。だから、もっとずっと厳しいレースになるだろう。バルセロナと同じような結果になるだろうけど、できるだけ上位を狙ってプッシュするよ。マシンが進歩することだけを願っている。そしたら優勝や高得点を狙えるようになるだろうからね」

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