ルイス・ハミルトンは、モナコGPで期待外れの5位に終わった後、マクラーレンチームへの不満をあらわにした。

 マクラーレンはここ3戦表彰台から遠ざかっており、モナコGPではハミルトン5位、ジェンソン・バトンはリタイアという結果に終わった。

 モナコGP決勝でハミルトンはスタートがあまりよくなかったものの3位をキープ、しかしピットストップでフェルナンド・アロンソとセバスチャン・ベッテルに前に出られてしまい、ふたりより下位に終わった。ハミルトンは、レース後、チームへの不満を訴えたとguardian.co.ukが報じている。

「ここまで悪いスタートをしたのは久しぶりだ。僕のチームはいったい何をしていたのか分からないよ」とハミルトンはモナコGP決勝後にコメントした。
「近くのふたりや後ろのふたりが完璧なスタートを決めたのに、僕になぜこんなことが起こったのか理解できない。クラッシュに巻き込まれなくて本当にラッキーだった」
「本当に簡単なことだ。何千回も練習を重ねているんだから、問題が起きるべきじゃない」
「ピットストップでものすごく時間を失った。アロンソについていくことができなかったし、その後ピットストップを使ってセブが僕の前に出た。グランプリウイークエンドの中で僕らには必ず何かしらうまくいかないことが起こるんだ」

 ハミルトンは、チームからのコミュニケーション不足についても訴えている。ピットからベッテルが出てくることを知らされておらず、そのためにポジションを守ることができなかったとハミルトンは述べている。
「何も教えてもらえなかった。セバスチャンに前に出られるかもしれないという情報を受け取っていなかったんだ。(知らされていたら)余裕を持ってプッシュできた。これはコミュニケーションの問題で、何とかしなければならない。次はもっと情報をくれるよう、彼らに頼んでみるしかない」

「僕はいつもどおりいい走りをした。僕は全くミスをしなかったし、それはすごくよかったと思う。自分は精いっぱいのことをやったという気持ちでサーキットを後にできるのはいい気分だからね。残念なのはマシンの速さが足りなかったことだ。でも僕らは素晴らしいチームなのだし、来週集まってマシンのどこを改善できるのかを検討するよ」

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