オーストラリアGPでは、ヤルノ・トゥルーリの降格により3位が転がり込んできたルイス・ハミルトンだが、次戦マレーシアではもっと順位は下がるだろうと予想している。

 マクラーレンのハミルトンは、18番グリッドからスタート、序盤のアグレッシブなオーバーテイクとその後の幸運によって3位を手に入れた。状況を考えるとこれは最高の結果であると、彼は考えている。
「僕らはベストな仕事をした」とハミルトン。
「週末を通して、チームは信じられないぐらい素晴らしい仕事をした」
「ここに来た後、マシンはそれほど向上させることができなかった。セッティングはいくらか変えたが、マシンは今のところそのままだ。ファクトリーでかなり大量の作業を行う必要がある。少しずつポイントを取っていって、皆に追いついていくよ」

 MP4-24は初テストのころからペースが不足しているように見えていたため、ハミルトンとヘイキ・コバライネンの予選順位は、予想外のものではなかった。ハミルトンは決勝では好結果を挙げたものの、マレーシアでこれを再現できるという確信は持っていないようだ。
「オーストラリアの表彰台に浮かれたりしてはならない」とハミルトンは言う。
「僕らはすごいレースをしたけれど、同じパフォーマンスや本物の速さを再び発揮する力がマシンにないことを、僕らは皆承知している。セパンはカレンダーの中でも最もタフなコースのひとつだ。上位勢との差は、アルバートパークよりさらに拡大するかもしれないよ」
「(マレーシアの)コースは速く、テクニカルで、高いメカニカルグリップとエアログリップが要求される。メルボルンよりずっと空力がモノをいい、リヤタイヤへの負担が大きいから、MP4-24の欠点が出やすいかもしれない。でも、今まで僕らが成し遂げてきた進歩にはとても勇気づけられているし、セパンでもさらにポイントを重ねられるよう、今まで以上にプッシュしていく」

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