2012年F1ドイツGPの日曜決勝で、マクラーレンのルイス・ハミルトンはリタイアを喫した。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ルイス・ハミルトン 決勝=リタイア
2周目にパンクしたのは、本当にツイてなかった。コース幅いっぱいにデブリが散らばっていて、そこの上を走る他なかった。もっと悔しいのは、その時そこを通過したのは僕が8台目だったのに僕がパンクしたってこと。残酷なぐらいツイてないよ。
パンクの後にマシンのフィーリングが変わってしまったことにすぐに気付いた。でも数周するとドライビングスタイルを適応させることができ、ミドルスティントではマシンがいいペースで走ってくれた。でもリヤにダメージがあった。正直言ってそこまで走れたのがラッキーだったと思うぐらいだ。
少なくともコース上で楽しむことはできた。ミドルスティントではリーダーたちと同じぐらいいいペースで走れたんだ。僕にとって心強いよ。今週末僕らのマシンは純粋に速かったということが分かったからね。
今週末のためにたくさんの新しいパーツを用意してくれたファクトリーの皆に心から感謝する。どんな小さなことでもすべてプラスになるし、もっと多くのものが準備中だということも分かっている。このペースを来週末のハンガリーでも発揮するよ。5日後にはまたマシンに乗る。こんな一日の後では、それが一番いいニュースだ。