メルセデス-ベンツのホームグランプリ、ドイツGPを迎えるルイス・ハミルトンが、この週末にはマクラーレンのマシンに大きなアップグレードは加えられないことを認めた。
「前回ニュルブルクリンクでレースをしたのは2007年だ。あの年は、後方から戦って順位を上げていって、結局入賞にあと一歩届かなかった」とハミルトンは今年のドイツGPの舞台、ニュルブルクリンクについて語る。
「ここは素晴らしいサーキットだ。今のカレンダーの他のコースより少し古いから、ここだけ少し違った感じがするんだ。高速で流れるようなレイアウトで、オーバーテイクのポイントもいくつかある。それに、場所自体もとても素晴らしい。ドイツ西部の森の奥深くに位置している。そこで観客はF1を肌で感じることができるんだ。ドイツでレースをするときはいつも盛り上がり、素晴らしい雰囲気を感じることができる」
4戦連続ノーポイントと、不調が続くマクラーレンだが、今週末、マシンを大きく改善する予定はないという。
「今週末は大きなアップグレードはない予定だ」とハミルトンは認めた。
「それでもレースが楽しみだよ。シルバーアローの一員であることを誇りに思っているし、最近の結果からは分からないかもしれないけれど、僕らは必死にプッシュして、この厳しいシーズンが終わる前に、トップ勢との差を縮めたいと頑張っているんだ」
