2011年F1マレーシアGPの日曜決勝で、マクラーレンのルイス・ハミルトンは8位、ジェンソン・バトンは2位だった。

■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ルイス・ハミルトン 決勝8位(ペナルティで7位から降格)
 今日は何をやってもうまくいかなかった。2位からスタートしたのに7位フィニッシュだなんてがっかりだよ。でもそれもレースだ。この苦痛に耐え、前に進むだけだ。スタートでは1コーナーに向けてアウト側にいたら、寄せられてポジションを守れなかった。譲らなければジェンソンかニック(・ハイドフェルド)にヒットする危険があった。その後レースの間、タイヤのパフォーマンスがどんどん落ち続け、理想より早くピットインし、最後にはタイヤを使い切ってしまった。ユーズドのプライムでレースを終えたかったのに、全くもたなかったので、レース終盤にピットインしなければならなくなった。今日の午後を難しいものにした要素はいくつもある。ピットストップで遅れたこと、タイヤを労わらなければならない時に2台のマシンに追いかけられたこと、フェルナンド(・アロンソ)に後ろからヒットされたこと。彼は近づきすぎたんだと思う。彼は引いたけれど、彼のウイングが僕のマシンに当たり、僕のリヤフロアが傷ついた。それによってどれぐらいのダウンフォースが失われたかは分からない。今日はいい1日じゃなかった。でも優勝を狙って中国に向かうよ。ただただ楽しみだ。

ジェンソン・バトン 決勝2位
 僕らにとってすごく勇気づけられる週末だった。大量にポイントを獲得でき、すごく満足している。チームの全員が素晴らしい仕事をした。自分たち自身をとても誇りに思っていい。今日のレースはタイヤに気をつかうことに終始した。グリッドに向かう際にフロントウイングを寝かせたが、それは間違いだった。ファーストスティントでひどいアンダーステアになってしまい、リヤタイヤがダメージを負った。バランスをうまくとれなかった。それでピットストップするたびにフロントウイングを立てたら、ペースがどんどんよくなった。終盤のプライムタイヤは本当に僕に合っていた。ルイスのピットストップに問題があり、彼の前に出ることができると分かった。でもどちらにしても僕のペースはすごくよかった。素晴らしい午後だった。終盤にはチームからタイヤを労わって走れと言われたけれど、僕は最後までセバスチャン(・ベッテル)を全力で追った。でも十分ではなかったね。僕らのパッケージは強力であり、皆今後に期待していい。まだマシンの力をすべて出し切ってはいないけれど、中国ではそれができると思う。僕もルイスもいいレースができるだろう。

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