2014年F1日本GPの日曜決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは1位、ニコ・ロズベルグは2位だった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=1位
何よりもジュール(・ビアンキ)のことを考えている。仲間がけがをしたときには他のことは重要でなくなる。彼のために祈っている。このことに比べるとレースの結果は全く重要じゃない。
ニコと僕は激しく戦い、プッシュし合った。必死に攻めていたためにDRSをオフにするのが遅れてターン1で一瞬まずいことになった。でも幸いコースに戻ってこられたよ。
レースの間ずっと難しいコンディションだったけれど、今日はニコより僕の方が速かったから、序盤は楽についていくことができた。前のクルマについていってオーバーテイクをするのは、このコースでは簡単ではない。でも彼が最終コーナー立ち上がりでミスをしたので前に出ることができた。
その後はアプローチを変え、タイヤに気を使い最後までリードを維持することに集中した。
でも繰り返しになるけれど、こういったことは今日は重要じゃない。ジュールのことを思っている。
ニコ・ロズベルグ 決勝=2位
ジュールとご家族、彼のチームメイトのことを心配している。ポジティブなニュースを聞けるよう願っている。
今日はウエットコンディションでとても難しいレースになった。インターミディエイトだとマシンバランスがよくなくて苦労し、ルイスを押さえるために必死にプッシュしなければならなかった。ひどいオーバーステアで、リヤエンドがかなりナーバスだった。すごく奇妙な状態で、自信を持ってコーナーを走ることができなかったんだ。何が問題だったのか、今後数日間で調べてみる必要がある。
今日はルイスの方が速かったから、彼は勝利に値する。でも僕は2位に入り、彼との差は7点しか開かなかった。ダメージを最小限に抑えられたよ。チームにとってはまたワンツーを獲得できていい結果だった。