ルイス・ハミルトンは、トルコGPを戦った後、マクラーレンはパフォーマンスの低い今季型マシンMP4-24にもっと早く見切りをつけるべきだったと語り、今年は優勝するのは無理であると認めた。

 ハミルトンは今季7戦を終えてわずか9ポイントを獲得するにとどまっており、タイトル防衛の望みはほぼ絶たれている。MP4-24は高速コーナーでの空力的なパフォーマンスに乏しく、トルコGPでハミルトンは予選でQ1敗退、決勝では13位フィニッシュと下位に沈んだ。

「もっとずっと早くにこのマシンを見限ってしまうべきだったかもね」とハミルトンは認めた。
「でも今となっては遅すぎる。(今)このマシンをやめてしまったら、お金とスタッフ全員の努力が無駄になってしまうだろう。それに今の経済の状況を考えれば、マシンを作り直すのに5カ月とか6カ月かかるかもしれないし、しかもうまくやれるとは限らないんだからね」

「(トルコでの)一番の問題は、ターン8で他の誰よりも0.5秒くらい遅かったことだと思う。あそこの出口では、こっちはじっと止まっていて、相手にパスさせてあげているような、まるでそんな感じだったよ」
「僕はドライバーとしての能力は100パーセント発揮したから、スタッフにはこう言いたい。『プッシュし続けろ。このマシンが明らかにベストでないのは分かっている。たぶんこのクルマでは勝てないだろう。でも真剣に取り組み、挽回できるよう集中して作業に当たろう。特に来年に向けて』とね」
「今年のシーズン残りも僕はプッシュし続ける。でもいろいろなアップグレードを急ぐべきではないだろう。それよりはマシンのリファインに時間をかけた方がいい。60ポイントの差を取り戻せるとは思えない。僕らは来年挽回するよ」

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