メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1アメリカGPで2015年のドライバーズチャンピオンを獲得する可能性がある。

 今季9勝を挙げ、ドライバーズ選手権をリードしているハミルトンは、前戦ロシアGPの優勝で自身のポイントを302に伸ばし、ニコ・ロズベルグを抜いてランキング2位に浮上したセバスチャン・ベッテルに66ポイント、ロズベルグには73ポイントもの大差をつけることになった。

 その結果、ハミルトンは今週末のアメリカGPでベッテルよりも9ポイント、ロズベルグより2ポイント多く獲得すれば、オースティン後の残り3戦で獲得できる最大75ポイント以上の差をライバルふたりにつけることができ、万が一、最終戦で同ポイントに並んだとしても、勝利数(ベッテル、ロズベルグともに3勝づつ)の差で2年連続、通算3度目(過去2回は2008年と2014年)のタイトルを手にすることができる。

 オースティンでのタイトル決定の最低条件は、ハミルトンが5位以内に入ること。優勝ならベッテル3位以下(ロズベルグ対象外)で、2位の場合でもベッテルが6位以下、ロズベルグ3位以下と、下記のように続く。

ハミルトン優勝の場合:ベッテル3位以下(ロズベルグ対象外)
ハミルトン2位の場合:ベッテル6位以下/ロズベルグ3位以下
ハミルトン3位の場合:ベッテル7位以下/ロズベルグ4位以下
ハミルトン4位の場合:ベッテル9位以下/ロズベルグ5位以下
ハミルトン5位の場合:ベッテル10位以下/ロズベルグ6位以下

 仮にハミルトンがタイトルを決めれば、サー・ジャッキー・スチュワート(1969、1971、1973)以来となるイギリス人ドライバー最多3回目の王座獲得となる。そのほかにタイトルを3度手にしているのはジャック・ブラバム(1959、1960、1966)、ニキ・ラウダ(1975、1977、1984)、ネルソン・ピケ(1981、1983、1987)、アイルトン・セナ(1988、1990、1991)といった蒼々たる面々。最多はミハエル・シューマッハーの7度となっている。

 なお現役では、現フェラーリのベッテルがレッドブル時代の2010年から4連覇を達成している。

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