2014年F1第11戦ハンガリーGPの公式予選Q1は、トロロッソのジャン-エリック・ベルニュがトップタイムをマークした。各車のタイムと順位は以下のとおり。
ノックアウト方式で行われる予選ファーストラウンドのQ1は現地時間14時から。曇り空のなか行われたQ1開始時の気温は28度、路面温度は47度を記録した。全車が出走するQ1は18分、セカンドラウンドのQ2に進めるのは上位16台までとなる。
開始直後に早くもパストール・マルドナドが何らかのトラブルでマシンを止めてしまったQ1。すると更なる波乱がメルセデスに降りかかり、ルイス・ハミルトンが炎を上げてピットレーンに戻ってくるシーンが飛び込んでくる。最初のアウトラップで出火という最悪のアクシデントに見舞われたハミルトンは、ノータイムのままセッションを終えることとなり、2戦連続Q1敗退となってしまった。
一方、ハミルトンのライバル、ニコ・ロズベルグは順調にタイムを記録。トップタイムこそソフトタイヤのトロロッソに許したものの2番手で難なくQ2に進出。3番手はトロロッソのもう一台を駆るダニール・クビアトで、4番手にミディアムタイヤのダニエル・リカルドが続いた。
Q2への生き残りを懸けた争いでは、マルシャのジュール・ビアンキがチェッカー間際のアタックで16番手タイムを記録。すでにミディアムタイヤのタイムでピットに戻っていたライコネンはノックアウト。ケータハムの小林可夢偉も最後のアタックでQ2進出を狙ったが、目標のマルシャにはコンマ4秒届かなかった。