ハンガリーGPで今季初優勝を挙げたマクラーレンのルイス・ハミルトンは、前戦の速さを今週末のヨーロッパGPでも発揮できることを期待している。
「4週間休んだ後に仕事に戻ってこられてとても嬉しい」とハミルトン。
「ハンガリーの勝利による興奮はまだ続いているよ。マシンに新たなアップデートが取り入れられたことだし、あの時の速さをバレンシアの週末でも発揮したいと考えている」
「ここはとても要求の高いサーキットだ。ミスをすると大きなツケを払う羽目になる。かなりタイトで比較的低速だから、僕らのパッケージには合っているはずだ。去年のレースを見れば分かるが、オーバーテイクはかなり難しい。でもKERSがあれば、何が起こるかわからないということを、メルセデス-ベンツは証明している。このレースでも向上が見られることを今回も期待しているよ」
一方、チームメイトのヘイキ・コバライネンも、マシンの大きな進歩には力づけられたとして、バレンシアではさらに多くのポイントを獲れることに期待している。
「先月のハンガリーで完全なアップデートが施されたマシンを初めてドライブし、チームが成し遂げたMP4-24の進歩の大きさを感じ、今後に期待を抱くことができた。今のマシンになって限界までプッシュしやすくなったし、インプットがうまく反映されるようになった」
「そういうわけでヨーロッパGPをとても楽しみにしている。ハンガロリンクほどは僕らのマシンに合っているわけではないと思うけれど、さらに多くのポイントを確保するいいチャンスになるはずだ」
「夏休みが終わり、チームの全員がシーズン後半をとても楽しみにしていると思う。皆リフレッシュし、団結を強めている。今季残りのレースには大きな可能性があるはずだよ」
