ジェンソン・バトンは、エリック・ブーリエのマクラーレン加入を喜び、再びF1チームの運営に関与するようになったロン・デニスによるチーム体制変更を支持した。
1月16日、マクラーレンはデニスがマクラーレン・グループCEOのポジションに復帰し、F1チームを権限下に置くことを発表した。
デニスは、2013年に低迷したチームを立て直すため、チームの体制を変更すると宣言、1月末にはこれまでロータスF1でチーム代表を務めたブーリエをレーシングディレクターとして起用することを決めた。
マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュの今後については明らかにされておらず、ブーリエは、暫定的にマクラーレン・レーシングのCEOを務めるジョナサン・ニールの下で働くこととなっている。
バトンは、ブーリエの加入はチームにとってプラスに働くと考えており、最終的に新体制が固まった時に、チームは戦える状態になっているだろうと語った。
「新しいアイデアが出るのはいいことだと思う。彼(ブーリエ)の加入はチームにとってプラスになるだろう」とバトン。
「たったひとりの人物によってチームが変わることはないが、彼が入ることによって何らかのメリットがあると思う。マネジメント体制が完成したときには僕らはいい状態になるはずだ」
これまでブーリエとはあまり接点がなかったというバトンだが、彼のロータスでの仕事は素晴らしいものだと感じていたという。
「彼の仕事の仕方は分からないが、ロータスはこの数年、非常に面白くエキサイティングな存在となっている」
「チームは去年、水面下で非常に難しい問題を抱えていたけれど、彼はとてもうまくコントロールしていたと思う」