ジェンソン・バトンは、マクラーレンが今季タイトルを取り逃したのは、信頼性の問題だけではなく、シーズン中盤に速さを発揮できなかったことも原因であると語った。

 マクラーレンは今年何度も最速の速さを見せながら、コンストラクターズ選手権では3位、ドライバーズランキングではルイス・ハミルトンが4位、バトンは5位に終わった。
 敗因としてはテクニカルトラブルとピットストップでのミスが挙げられることが多いが、バトンは、夏休み前にタイヤに苦しみ、スランプに陥った影響が大きいと語った。

「時にトラブルに見舞われ、問題を修復しなければならなかった」とバトン。
「でも僕らが一番苦しんだのは、夏休み前にペースを見いだせなかった時だ」
「僕らがタイトルを争えなかった原因は信頼性の問題だけじゃない。そのころのペースはライバルたちと比べて劣っていたからでもある」

 5月から7月にかけて不振が続いたが、その時期に苦労したことが後に役に立ったとバトンは考えている。
「僕は誰よりもタイヤを温めることに苦労したので、いろいろなことを試した。でもそれはうまくいかず、モナコやカナダのころはタイヤをダメにするばかりだった」
「ルイスはカナダでいいレースをしたが、僕のレースはひどかった。でも僕らが両極端だったため、データを見て、シミュレーターで試し、バランスを変更し、その結果、僕はデグラデーションがひどかったのに彼はそうでなかった理由を見つけ出せた。だから結果的にシーズン後半に向けて役立ったといえる」
「タイヤで何ができて何ができないのかを学ぶのにすごく役に立った。通常考えるようなこととは違っていたからね」

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