ジェンソン・バトンは、ルイス・ハミルトンの抜けたマクラーレンを自分がリードし、自分に合ったマシンを作るためにチームに協力できるのが楽しみだと語った。
ハミルトンは来年メルセデスに移籍することを決め、代わりに若手セルジオ・ペレスが加入する。ペレスより経験があり、マクラーレンですでに3年を過ごしたバトンは、これから自分を中心としたチームを作り、自分に合ったマシンになるよう開発に協力すると述べている。
「リードドライバーになることを本当に嬉しく思っている。チームがマシンを改善し、僕に合ったマシンを作れるよう協力することができるんだ」とバトンがITNに対してコメントしたとCrash.netが報じている。
「だから2013年がすごく楽しみだよ。2カ月かけて僕を中心としたチームを形成し、ファクトリーで僕に合うようなマシンを作ってもらうことができる」
「マクラーレンのいいところは、ドライバーが何か言うべきことがある場合、チームは真剣にそれを聞いてくれることだ。僕らはパズルの重要な要素なんだ。ただクルマを運転するだけでなくマシン開発にも携わる。それは僕にとってとても大きな意味を持つ」
バトンは、ペレスはチームに加入したばかりでマシン開発の方向性に関して意見を言うのは無理であると述べた。
「開発の方向性にはとても期待しているんだ。セルジオは新しくチームに加入し、これからチームとマシンのことを学習する。シーズンの中で慣れていけば、彼も前進のために協力できるだろう。でも今の段階ではそれは無理だ。彼はマクラーレンのクルマをドライブしたことがないから、どうするか彼には分からない」