2010年F1第16戦日本GPの日曜決勝で、マクラーレンのジェンソン・バトンは4位を獲得、プライムタイヤで長く走りすぎ、レッドブルとフェラーリにチャレンジできなかったと語った。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 予選6位 決勝4位
レース序盤、僕の前のドライバーたちは僕らが期待したほどにはオプションタイヤで苦戦してくれなかった。そのために少し不利になった。それに、ファーストスティントは長くとりすぎたと思う。他のドライバーたちはオプションで速く、僕は後ろにギャップを築くことも、前のドライバーにプレッシャーをかけることもできなかった。あの時点でピットインしてオプションに換えるのが正解だったのかもしれない。これからデータを見て、理由を探るよ。走りこんだタイヤではタフなレースだった。でもオプションを履いてからは楽しかった。マシンのフィーリングは素晴らしく、グリップもとてもよかったし、マシンはとても速かった。それでも今日はレッドブル勢、そしてもしかしたらフェラーリもだが、彼らを倒せるほど僕らは速くなかった。これ以上の結果を出すのは無理だったと思う。
このレースを終えて、選手権ランキングのポジションは以前と変わっていない。だからタイトル争いはさらに厳しくなった。ここにはたくさんの様々なニューパーツを持ち込んだ。とてもよく機能したものもあれば、もう少し作業が必要なものもある。韓国で新しいパッケージを導入する際に、その性能を最大限まで引き出せるよう願うのみだ。次のレースではここで期待していたようなパフォーマンスを発揮できるといいね。