ジェンソン・バトンは、新チームメイトのフェルナンド・アロンソとはクルマの好みが似ており、それがマクラーレン・ホンダのマシン開発においてプラスにつながると述べている。

 ふたりは過去に同じチームに所属していたことがあり、2002年にバトンはルノーのレースドライバー、アロンソはテストドライバーを務めていた。

 バトンは、マクラーレン・ホンダの2015年型マシンMP4-30をシミュレーターで走らせたところ、自分とアロンソが同じことを要求したと明かした。

「シミュレーターのデータやフェルナンドから聞いたフィードバックから判断すると、僕らは似たようなマシンを好んでいるようだ」とバトン。
「それはマシンをひとつの方向に向けて作り上げていく上で、とても重要なことだ」
「このパートナーシップに期待している。いいものになるといいね」

 マクラーレンは、アロンソとバトンという、キャリアの長いドライバーの組み合わせを選んだ。バトンは今年パワーユニットサプライヤーとしてF1に復帰したホンダの開発を助ける上でふたりの経験がものをいうと考えている。

「フェルナンドは2回タイトルを獲得しているだけあって、経験があり、とても完成されたドライバーだ」
「僕にとって嬉しいことだ。激しくチャレンジしてくる一方で優れたフィードバックを行えるだけの経験を持っているチームメイトと組めるのだから」

「若いドライバーがチームにいるのもいいものだけど、僕としては経験のあるチームメイトと組める方がいい。F1ではいつまでたっても学べることがあるからね」

「フェルナンドとはこれまでそれぞれ別のチームで戦ってきた。そういった経験をひとつに合わせることで、チームの成長を助けることができると思う」

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