ジェンソン・バトンは、今シーズンの夏以降に始まるチームとの契約交渉を前に、残りのF1キャリアをマクラーレンに捧げる用意があると語った。
元ワールドチャンピオンのバトンは、2010年から3年の契約でマクラーレンに加入した。チームは、今後数ヶ月以内にもバトンと契約延長に関する交渉を行う意向であるとみられている。
チームとバトンは、現在のパートナーシップに満足しており、31歳のバトンも今後のキャリアをマクラーレンで過ごすことしか頭にないと、英AUTOSPORT誌の単独インタビューにおいて語っている。
「このチームで走ることを辞めれば、もうF1ではレースをしないと思う」とバトン。
「僕はこのチームにいることにとても満足しているんだ。レースを楽しみたいと思っているし、実際に楽しい時間を過ごしている。よそに行こうとする理由が見つからないんだ」
「僕は今、世界で最高と言われるチームのひとつをドライブしている。多くのドライバーが憧れる場所さ。僕はこのためにとても一生懸命がんばってきたんだ。3年、いや5年…はっきりとはしないが、ここに居続けるだろうね」
このバトンの発言は、マクラーレンを率いるマーティン・ウィットマーシュにとって意外なものではない。彼は、新たな契約交渉が比較的簡単なものになると考えている。
「ジェンソンがレースへの専念を誓い、残留を希望するのであれば、同意はすぐに結ばれるだろう。彼はチームにとって大きな財産だ。交渉は迅速かつ簡単なものになることを望んでいる」