ジェンソン・バトンは、マクラーレン・ホンダが進歩しているのは間違いないとして、中国GPでロータスのパストール・マルドナドとバトルができたことをポジティブな要素ととらえている。
中国GPではバトンは予選17位から決勝では13番手でフィニッシュしたものの、マルドナドとの接触により5秒加算のペナルティを取られ、14位に降格された。
バトンは、アクシデントは残念だったがロータスとバトルができたことに励まされたと言い、バーレーンはマクラーレンのマシンと相性のいいコースではないが、さらに開発を進めていくために最大限のパフォーマンスを発揮するべく努力すると述べた。
「中国は難しいレースだったが、たくさんポジティブな要素を見つけることができた」とバトン。
「ここまで1戦ごとに進歩しているのは間違いない。ただ残念ながらレース中にコース上でその進歩を示すことができなかった。その理由を見つけ、今週末の準備に役立てるために努力している」
「中国GP終盤のマルドナドとのアクシデントは残念だった。コーナーに向けてブレーキングしている時に僕が判断ミスをした。でもそこまでのバトルはとても楽しかったし、コーナーではロータスと戦えたことにとても勇気づけられた。ストレートでは難しかったけどね」
「バーレーンは毎年ファンにとって素晴らしいイベントになる。レースをしていて楽しいトラックだ。2009年には優勝しているし、ここを走るのは大好きなんだ。僕らのマシンはこのコースレイアウトにあまり合っているとはいえないけれど、開発をさらに進め、ヨーロッパラウンドが始まるころにはパフォーマンスがさらに向上していることを願っている」