ブラウンGPのジェンソン・バトンは、過去数年の日本GPはホンダのホームレースということでファンから大声援を受けたが、今年も変わらぬ応援をもらえれば嬉しいと述べている。
「鈴鹿はすごく楽しいサーキットだ。あそこでのレースにはたくさんのいい思い出があるよ」とバトン。
「すごく高速の、流れるようなレイアウトで、ちょうどシルバーストンやスパのような、真のドライバーズサーキットだ。ここ何年もカレンダーになかったのを誰もが残念に思っていたはずだ」
「130RはF1の中でも最速のコーナーのひとつで、アプローチの仕方をしっかり考える必要がある。今年はあそこで全開で走らないかもしれないけれど、それでもあのコーナーを300km/hで抜けるのは快感だ。過去にあそこでひやっとしたことが何度かあるよ」
「これまで鈴鹿では日本のファンからすごく応援してもらった。彼らはF1に夢中だよね。今週末も今までみたいに応援してもらえるといいな。レースをして、素晴らしいショーを披露するのが待ちきれないよ」
バトンとタイトルを争うチームメイト、バリチェロは、過去に鈴鹿でポール・トゥ・ウインを成し遂げたことがあり、いい思い出があるサーキットだと語る。
「鈴鹿は最高のレースコースだ。今年の日本GPでここに戻ってこられて本当に嬉しいよ。鈴鹿はチャレンジングなサーキットというだけでなく、僕にとっては特別な思い出のある場所だ。2003年にポール・トゥ・ウインを成し遂げたんだ」
「コーナーを見てもコースレウアウトからしても、タフなコースだよ。正確な安定した走りをし、マシンバランスを最適にしなければ、いい週末は送れない。スプーンと130Rが、1周の中のハイライトなのは間違いない。このふたつが鈴鹿のコースをとても難しくしていると共に、ドライバーに大きなやりがいを与えてくれている。オーバーテイクは難しいかもしれないね。低速寄りのコーナーで行うことが多いかな。カシオトライアングル、5速で飛び込む高速の1コーナー、あとターン11のヘアピンでも抜けるかもしれない」
