2012年F1韓国GPの日曜決勝で、マクラーレンのジェンソン・バトンはリタイアを喫した。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 決勝=リタイア
すごくいいスタートを決めて、メルセデス2台を抜くことができた。1コーナーへの進入で(セルジオ・ペレスがブレーキングを遅らせ前のクルマに接触するという)小さな事故があり、僕はワイドなラインを取らざるを得ず、ニコ(・ロズベルグ)をコース外に押し出す結果になった。
その後、1周目のバックストレートでニコと僕はいいドラッグレースをした。ターン3に向けて僕がブレーキングをかなり遅らせていたら、突然可夢偉のクルマが僕のクルマの右側を乗り越えたんだ。
ものすごくがっかりしている。レースは長く、誰もがたくさんのチャンスを持っている。ここはオーバーテイクも可能なサーキットだ。だからこそ、1周目にあんな行動をとる人間がいることに驚くよ。
僕にはもうタイトルを獲得できる現実的なチャンスはない。だから残りの4戦は楽しんで走ることにする。コンストラクターズ選手権でチームのためにポイントを取ることが最優先事項になるよ。できるだけ多くポイントを取るために集中していく。