開幕戦オーストラリアGPに臨むマクラーレンのジェンソン・バトンは、F1で日本の人々に力を与えたいと述べている。
「以前の僕は常にポジティブなエネルギーと熱意に満ちた状態でメルボルンへと旅立っていた。でも今の僕の心は、先週の地震と津波によって広い範囲におよんだ荒廃と多くの犠牲に立ち向かっている日本の人々とともにあるんだ」とバトンはコメントしている。
「そのような災害に直面して、F1レースへの期待は薄らんでしまうかもしれないけど、スポーツの癒しの力が実際に役に立つこともあったんだ」
「アルバートパークは僕に適していると思うし、 過去2シーズンは勝利している。 レースには最高のサーキットだ。いつも予測できないレースを演出していると思う。シーズンの開幕でおそらく正確な序列も未だ確立されてないからね。たびたび速いマシンの順位が狂っているのを見ることがある。そうしたことが興奮をもたらすんだ。 それに、複数のタイヤストップという問題もあるから、非常にエキサイティングで予測できないレースの週末になるだろう」
「今年は3年連続で優勝することができるか何度も質問されるけど、一般的にはありそうにないことだよね。でも正直そんなこと誰が分かる? 僕はぜんぜん除外していないよ」