ジェンソン・バトンはここ数戦苦戦しているが、すぐに挽回できるとマクラーレン代表マーティン・ウィットマーシュが語った。カナダGPでバトンが低迷したのはチームの責任だとウィットマーシュは述べている。

 カナダGPではルイス・ハミルトンが優勝したが、チームメイトのバトンは予選は10番手にとどまり、決勝ではタイヤをうまく使えず16位フィニッシュという結果に終わった。バトンは開幕戦で優勝しているものの、この4戦では2ポイントしか獲得できておらず、カナダGP終了時には、ポイントリーダーのハミルトンから43ポイント差のランキング8位に沈んでいる。

 しかしウィットマーシュは、問題はそれほど深刻ではなく、カナダGPで不調だったのは、金曜にギヤボックストラブルのために走りこめなかったからにすぎないと述べた。

 バトンが今抱えている問題を心配しているかという質問に対し、ウィットマーシュは「落胆しているが、長期的に心配しなければならない問題ではない」と答えた。
「ジェンソンは素晴らしいレーシングドライバーだ。今週末は我々がうまくサポートできなかった。彼のリヤタイヤは完全にぼろぼろになっていた。金曜にこのサスペンションセッティングでロングランをすることができなかった。それは我々の責任だ。彼が力を発揮できるレースカーを、我々が用意できなかった」
「しかし彼は賢く、強い心を持っている。堂々とこれに立ち向かうだろう。彼が今シーズン初めて2勝目を挙げるドライバーになるかもしれない」

 バトンがタイヤをうまく機能させられる状態に持って行けないという問題を解決するため、チームはカナダに新しいリヤサスペンションを持ち込んだ。

「このタイヤは、ピークのウインドウの時にはとてもいいが、そこから外れるとおしまいだ。タイヤが摩耗したり、温度が上がりすぎたりして、グリップがなくなり、手に負えなくなる」とウィットマーシュ。
「ルイスは非常に早くタイヤをいい状態に持っていけた。彼は自信を持ってドライブし、フロントタイヤにすぐに熱を入れて、プッシュできた。だから決勝前に一部の人間が心配していたほど重大なファクターにはならなかったと思う」
「ジェンソンには異なるサスペンションを用意したが、金曜にロングランをすることができなかった。そのために彼の左リヤタイヤはだめになってしまった。これから分析するが、ジェンソンは賢いドライバーだ。彼がタイヤを擦り減らしてしまうのだとしたら、それは我々がセッティングをうまくやれなかったせいだ」
「彼には挽回する能力があるし、私はそれを期待している」

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