ルーベンス・バリチェロは、今季自分は運に恵まれていないが、ポイントリーダーでチームメイトのジェンソン・バトンに追いつくことを諦めてはいないと語った。
ホンダ時代にはふたりの差はそれほど離れていなかったものの、ブラウンGPとなった今年、バトンは7戦中6勝を挙げ、一方のバリチェロはいまだ優勝がなく、バトンとは26ポイントの差がついている。しかしバリチェロは、タイトルへの望みを捨てていない。
「彼が(タイトルを)持ち去るのを見ていることなどできない」とバリチェロはトルコGPの後で語った。
「僕らはこの3年、一緒に正々堂々と戦ってきた。ある年は彼の方がよかったけれど、別の年は僕の方がよかった。だから今彼の方が優れていて今季毎戦勝つだなんて思っていないよ。どこかの時点で調子が崩れるだろう。その時勝てるところにいたいと思っている」
シューマッハーは2004年に1シーズン13勝という記録を持っているが、今年のバトンはそれすらも上回るかもしれない。
「ほとんどミハエルみたいな感じだよ。彼にはほとんどトラブルが起こらず、物事がうまく進む。だから彼にとってはすごくいいことなんだけどね」
しかし次のイギリスGPでは過去にバリチェロは好結果を挙げており、難しいコンディションとなった去年はホンダで3位、2003年にはフェラーリで優勝を獲得している。現時点ではバトンのタイトル争いをサポートしなければならない義務はないため、彼の母国で優勝を狙えると、バリチェロは自信を感じている。
「今はこの状況にいらついているけど、明日はまた違ってくるだろう」とバリチェロ。
「シルバーストンは僕にとっていいサーキットなので、勝ちに行くよ」
「(ジェンソンと僕は)ふたりでロスのオフィスに行って、自由に戦いたいと言った。ジェンソンにとっても、僕にとっても、ロスにとっても、これはすごくいいことだった。僕のフェラーリ時代とは違ってね。計算上そうなる(終わる)までは、まだまだ(自由)だ。(状況が変化するのは)ほんの一瞬のことだし、僕は経験を積んでいるので、冷静だよ」
「(シルバーストンでは)勝つことだけを狙っているんじゃない。ハットトリックを狙っているんだ。ファステストラップ、ポールポジション……すべてが欲しい」
