元ホンダF1チームに加入するとのウワサについて、ルーベンス・バリチェロが肯定的な発言を行った。
英クラッシュネットがある情報筋から得た情報によると、ジェンソン・バトンのチームメイトとしてはバリチェロが有力であり、当初ウワサされていたブルーノ・セナの可能性は低いということだった。そして当のバリチェロは、サンパウロの地元紙オー・エスタード・デ・サンパウロに対し、次のように語った。
「僕は信じている。来週、バルセロナテストでコンペティティブなマシンをドライブすることを信じているよ。それを保証する書類はないけれどね。ここまで4カ月待ち続けた。フィニッシュラインを越えるまでは、お祝いをするつもりはない」
「僕がドライブするよう依頼されたら、僕らは素晴らしいチャンピオンシップを送ることができると思う。僕はロス・ブラウンの能力を知っている。どうすればマシンを速くできるかを彼は知っているだろうと確信している」
正式な発表はないものの、チームはロス・ブラウンとニック・フライによるマネジメント・バイアウトにより救済されたと見られている。2009年型マシンは今週シルバーストンでシェイクダウンが行われた後、来週、シーズン前最後の合同テストが行われるサーキット・デ・カタルニアに送られるようだ。
ドライバーラインナップ、メルセデス・ベンツエンジンの供給契約などを含む参戦プログラムは、木曜に発表されるものと推測されている。
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バリチェロ、元ホンダF1への加入を示唆。チーム体制発表は5日か
