ルーベンス・バリチェロは、来年も必ずF1で走るつもりであり、すでに来年用のヘルメットデザインも決まっていると述べた。
バリチェロは来季ウイリアムズに残留できるかどうかはっきりしないまま最終戦の母国ブラジルGPを終えた。しかし彼はレース前に息子フェルナンドが2012年用のヘルメットデザインを描いてくれたとして、来季そのヘルメットを必ずかぶりたいと述べた。
「息子が来年のヘルメットをデザインしてくれた」とバリチェロ。
「契約できたら、そのデザインを開幕戦で使うつもりだ。まだ引退するつもりはない」
バリチェロは来年も必ず戻ってくると心に決めていたため、チェッカーフラッグを受けた後にドーナツターンをしなかったと述べた。
「スローダウンラップでファンの皆にさよならを言うことができるのは分かっていた。でも手を振ることしかしなかった。また戻ってくると分かっているからだ」
「ドーナツをしたらペナルティを受けるかもしれない。これが引退レースならあちこちでドーナツをしただろうけど、僕は来年のことを考えなければならないから」
来年もウイリアムズに残留して、チームの復活に貢献したいとバリチェロは言う。
「僕は来年レースシートを与えられる資格のあるドライバーだと思う。今年はサム(・マイケル)が離脱し、マーク(・ジラン)が加入するという状況の中で、チームをリードするのが難しかった。でも誰かリードできる人間がいるとしたらそれは僕だということはチームも知っている」
「たった3行の紙きれを渡してくれればいい。チームがサインし、僕もサインし、それで準備が整う」
「大きな契約など求めていない。僕が来年競争力のあるマシンに乗れるということを保証してくれるものが欲しいだけだ。コンペティティブなマシンが欲しい。別にいろいろな条件を出したりしない。ただ走るためだけに走るというのはいやなんだ」