最終戦シンガポールでGP2チャンピオンを獲得したDAMSのダビデ・バルセッキが、F1昇格に強い意欲を示した。

 GP2のタイトル決定戦となったマリーナベイのファイナルラウンド。ランキング2位のルイス・ラジアに25ポイント差で第1レースに臨んだバルセッキは、優勝こそ逃したものの4位12ポイントを獲得し、5位に終わったラジアとの差を27ポイントに拡大。結果、第2レースを待たずしてGP2の8代目チャンピオンに輝いた。

 2008年にGP2にデビューしたバルセッキは今年25歳。ようやくGP2のタイトルを手にした彼は、F1に不在のイタリア人ドライバーとして、昇格の準備が整っていると自信をのぞかせた。
「イタリアではF1にイタリア人ドライバーがいないと常に言われるんだ」とバルセッキ。

 今季開幕前、ケータハムはF1唯一イタリアンだったヤルノ・トゥルーリに代えてロシア人ドライバーのビタリー・ペトロフ起用を発表した。そのため、今季開幕戦のオーストラリアGPは1973年ドイツGP以来となるイタリア人F1ドライバー不在のレースとなった。

「昨年、ルカ・フィリッピ(イタリア)は2位という素晴らしい成績を残したが、1位じゃなかったので幸運には恵まれなかった」
「(2008年GP2王者ジョルジオ・)パンターノは、(2004年にジョーダンGPで)F1を走った以前に恐らくは年齢を重ねすぎていたんだと思う(王座獲得時29歳)」
「だが、今年はもうひとり、イタリア人のチャンピオンがいる」

「(F1で走る)チャンスを望んでいるし、その時は起用に十分応え、F1に値する存在であることを示すことができると思っている」
「準備はできている。十分な強さを発揮できるだろう」

 GP2最終戦のシンガポールでは、先日マルシャF1のリザーブドライバーに決まったマックス・チルトンが第1レースで優勝。第2レースもケータハムのリザーブドライバーであるギド・バン・デル・ガルデが勝利を手にした。また、シーズン終盤までタイトル獲得の可能性を残していたザウバーのエステバン・グティエレスはランキング3位で今シーズンを終了した。

 なお、DAMSはロータスGPを6点差で下し、チームタイトルも手にしている。

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