韓国GPの開催が懸念されている中、オーガナイザーは27日、初の韓国GPは今年問題なく行われるという主張を改めて行った。
「作業はほとんど終わっている。10月24日にレースを開催することに何ら問題はない」とオーガナイザーであるKAVOのスポークスマンがAFPに語ったと、PlanetF1が伝えている。
FIAによる最終査察は、当初の予定から大幅にずれ込み、開催わずか2週間前の10月11日に行われることになったとヨーロッパ各メディアで報じられている。しかしオーガナイザー側は、韓国の祭日の関係で査察が延期されたにすぎないと主張している。
「作業終了を急ぐ」とKAVOのスポークスマン。
「FIAの担当者が2週間後の最終査察を行う際には完成したサーキットを目にすることになるだろう」
「我々は(バーニー・)エクレストンの発言を、レースに向けた準備作業を急いで進めていかなければならないというメッセージとして重く受け止めた」
エクレストンは、シンガポールGPの日曜、初めて韓国GP開催への懸念を表し、状況はよくないとコメントした。さらに彼はAP通信に対してこうも述べている。
「実際に開催されるまでには常に懸念はあるものだ。我々には幸運が訪れる必要があり、実現することを願うしかない」