F1第3戦バーレーンGPの予選でトップ10入りを果たしたドライバーたちが、予選の戦いを語った。
ニコ・ロズベルグ 予選=1位
「ここバーレーンでまたポールを取れて嬉しい。このコースを走るのはとても好きだし、GP2シリーズのタイトルを決めたのもここだった。だから僕にとって特別な思い出がある場所なんだ。ここまでいい週末を過ごし、プラクティスセッションを重ねる中で僕はペースを向上させてきていた。だからいい予選になると期待していたんだ。新しいテクノロジーが導入されマシンセットアップに新たな条件が要求されるため、すべてを完璧にまとめるのはとても難しい。でも今日の夜はとても快適に乗れていたし、何周か素晴らしいラップをまとめることができた。燃料をたくさん積んだ状態でもいい走りができていたから、決勝が楽しみだ。(決勝でルイス・ハミルトンに勝つには)細かいことが重要になってくる。接戦になるだろうから、タイヤのデグラデーションが戦略面で重要なファクターになり、これをうまくやらなければならない。それから、もちろんターン1を制した者が有利になるよ」
ルイス・ハミルトン 予選=2位
「2位というのはとてもいい結果だよ。最後のラップでミスをしたのは残念だ。でもチームにとって2台がフロントロウを独占できたのは素晴らしいことだと思う。今週末、チームはセットアップシミュレーションをとてもうまくやってくれた。シーズン前にここでたっぷりテストをしていたから、それも役立った。マシンのフィーリングはいいけれど、夜の予選の時よりプラクティスの時の方が快適に感じていた。理由ははっきりとは分からないから、今夜データを見て、明日の決勝前までに何か問題があるのかどうか調べる。金曜にはマシンの感触がとてもよかったが、今日は少し悪くなっていて、予選で少し苦しんだ。今週末、ニコ(・ロズベルグ)はペースを上げてきているが、僕の方は逆の方向に行っている。ニコにおめでとうと言いたい。今週末、彼は素晴らしい仕事をしてきて、予選ではとても速いラップを走った。他のチームのドライバーではなくチームメイトがポールで嬉しいよ!」
ダニエル・リカルド 予選=3位(※10グリッド降格)
「今日はいい一日だったけど、明日はちょっと残念だよね。10グリッド降格のペナルティを受けるから。でも予選にはとても満足している。すべての走行において、どちらのタイヤに関しても、自分のパフォーマンスは満足できるものだった。他のドライバーより1セット節約できたのもいいことだ。明日の決勝中に順位を上げていかなければならないから、それが必要になるだろう。うまく役立つといいね。今日はベストを尽くせたから満足だよ。セブ(ベッテル)も僕も明日はプッシュし、いいレースをすることを目指していく」
バルテッリ・ボッタス 予選=4位
「いい予選セッションだった。今日はマシンのポテンシャルを最大限に引き出せたと思う。レッドブルのペナルティがあるので3番手からのスタートになる。これまでの2戦を考えれば、今回は土曜日にマシンの完全なポテンシャルを見られてよかった。今週末はそれほど多くの周回を走っていないので、レースに向けて改善の余地はまだある。正しい戦略を採って、巡ってくるチャンスを無駄にしなければ、いい結果が得られるはずだよ」
セルジオ・ペレス 予選=5位
「間違いなく素晴らしい予選セッションだったし、チームは最高の仕事をし、これほどまでにコンペティティブなマシンを僕に与えてくれた。最初の2戦では問題が発生したので、マシンのポテンシャルを発揮するという意味では今回が本当に初めての機会だと感じている。もっと上位に近づけたと信じているが、Q3最後の走行ではアウトラップでブレーキを十分に温められず、それでタイムを更新できなかったんだ。僕らはすでに明日のことを考えているし、表彰台を目標にすべきことは明らかだ。上位で戦うには最高のポジションにいるから、これを生かしきるつもりだよ。このコースにはとてもいい思い出があるけれど、明日はもっといい思い出を作りたいね」
キミ・ライコネン 予選=6位
「今日の予選にはある程度満足している。午前中まではマシンに乗っていて完全に快適には感じられなかった。でも自分たちの力を信じてきたことでこの結果を出すことができ報われた。今、エンジン、データ収集、電気系など、あらゆるエリアを改善している。新しいパーツの導入によってフロントエンドの感触が改善した。僕が望んでいたパーツが助けになっているのは間違いないと思う。もちろんまだ目指す位置には到達していないが、正しい方向に進んでいると思うし、チームスタッフたちは前進し続けるための最大限のチャンスを提供してくれる。明日の決勝がどうなるか予想するのは難しい。昨日のシミュレーションではミディアムタイヤで苦労したからね。ただ、ソフトタイヤでは比較的バランスがよかった。メルセデスと戦えないことは分かっているが、今日の結果によって過去2戦より自信を深めているから、いい結果を持ち帰るためにベストを尽くす」
ジェンソン・バトン 予選=7位
「理想的な予選順位を獲得できたわけではないが、僕らチームは今週末、ほぼ完ぺきな仕事をしていると思う。熾烈な戦いだったが、全力を尽くし、4番手にかなり近いところまで行った。僕らにできることは、マシンの力を最大限に引き出すことだけで、まさに今日それができた。序盤4戦のフライアウェイでは、可能な時にしっかりポイントを取ることが重要だ。最初の2戦にはそれができたし、今回のレースでもうまくやりつつある。僕らは最速ではないから、自分たちが手にしているもの、自分たちの状況を最大限に生かさなければならない。明日、表彰台に上れたら嬉しいけれど、かなり難しいだろうね。1位と2位はメルセデスが壊れない限り彼らのものだから。でも前向きに考えよう。明日順位を上げるためのチャンスはあるし、3位のポジションは僕らのグリッドからわずか3つ上なんだ。(注:ダニエル・リカルドの降格で6番グリッドからスタート)」
フェリペ・マッサ 予選=8位
「楽な予選ではなかった。Q3では少しオーバーステアがあったせいで、1周の中で何度かミスをして、タイムを失った。本来はもう少し速く走れるはずだった。明日は(ダニエル・)リカルドのペナルティがあるので7番手からのスタートになるし、長いレースだからいろんなことが起こり得る。僕らは強いと思うし、それはいいことだ。明日は戦えるはずだよ」
ケビン・マグヌッセン 予選=9位
「今日の予選ポジションにはあまり満足していない。気温が下がることが僕らの助けになり、有利になることを願っていたが、そうはならなかった。でもジェンソン(・バトン)は素晴らしい仕事をして、僕よりもマシンの力を引き出してみせた。今日ジェンソンがした以上にマシンの能力を発揮するのは誰であっても不可能だったと思う。僕らは予選よりレースペースの方が優れているから、明日は今日より高い競争力を発揮できるはずだ。しっかりポイント争いに加わっていけるだろう。でも僕は明日、何よりもまず、クリーンなスタートを決めなければならない。1コーナーでフロントウイングにダメージを負いたくなんてないからね!」
フェルナンド・アロンソ 予選=10位
「今日もいつもどおりベストを尽くしたが、なぜかQ3でパワーが低下した。マシンがパルクフェルメから戻って来たら、調べてみる必要がある。ここでの冬季テストの時点で、このサーキットはメルセデスのパワーユニットを搭載するマシンにとてもよく合っているのは分かっていた。ロングストレートで彼らのトップエンドのパフォーマンスを生かせるからだ。それでもフリープラクティスとQ1、Q2を見れば、本来ならもう少しいいポジションを期待できたのではないかと思う。おかしな予選で、(ニコ・)ヒュルケンベルグと(セバスチャン・)ベッテルがQ3に進めなかった。本来上位に来るはずのドライバーたちがいなくなったから、Q3で僕らにチャンスが出てきたと思っていたのだが。今は、明日いい仕事をすることに気持ちを集中させなければならない。特にスタートが重要だ。(ダニエル・)リカルドがペナルティを受けるため、僕らはグリッドのクリーンな側からスタートできる。さらに、2回ストップなのか3回ストップなのか、ベストの戦略を選ばなければならない。タイヤのパフォーマンスがものをいうことになるだろう。これまでより低い気温で走ることになるため、ミディアムが意外な状況を生み出すかもしれない」
