F1バーレーンGPのオーガナイザーは、2014年のグランプリを夜間に行う“ナイトレース化”の動きがあることを認めている。
バーレーンのオーガナイザーは、2014年の同グランプリが開催10周年を迎えるにあたり、なにか記念となるイベントを実施する意向であり、そのひとつとして“ナイトレース化”の案が浮上しているという。
2004年にF1カレンダーの仲間入りを果たしたバーレーンは、アラブの春が起きた2011年に一度中止に追い込まれたが、2006年と2010年には開幕戦の舞台も務めた。今年も、国内情勢は依然不安定な状態だったが、グランプリは大きな問題もなく開催された。
バーレーングランプリのチェアマン、ザイド・アル・ザヤニは、ナイトレースを含むいくつかの案が検討されていると語っている。
「我々は多くのオプションを見ている」
「ナイトレースはその内のひとつだが、決してそれだけというわけではない」
「我々にとっては10回目のレースであり、10周年の記念だ。したがって特別なことをしたい」
「だからといって、ナイトレースを約束するものではないがね」
「それには賛否両論もある。可能性はオープンなままだ」
彼らがこの案を実行に移すことになれば、ナイトレースを可能にするための照明施設の設置が必要になるだろう。