2014年のバーレーンGPは、ナイトレースとして開催されることがわかった。
今年始め、バーレーンGPのオーガナイザーは、F1開催10周年を迎える来年のイベントを記念して、ナイトレース化を検討していることを明らかにした。
サクヒールのサーキットチェアマン、ザイド・アル・ザヤニは、それらの計画が着々と進んでおり、公式発表が近日中に迫っていることを週末のモンツァで明かしている。
2014年のカレンダーにおいて、バーレーンがシーズン開幕戦を務めるという噂もあったが、ザヤニはナイトレースを実現するための施設のアップデートに多くの時間を要するとして、バーニー・エクレストンに開催スケジュールの調整を依頼した。
当初、彼らに割り振られた暫定の日付は3月2日だったが、新たな施設をすべて整えるには時間的に無理があるとし、今は来年の2月末までに照明設備を完成させることを目指している。
「開催10周年の記念としてトラックの大幅な改修に取り組んでいるため、バーニーにはシーズン最初のグランプリにならないことをお願いした」とザヤニ。
「我々は時間に縛られるのは避けたかった」
改修の項目について聞かれたザヤニは、次のように語った。
「多くのものがある。しかし、ハイライトはナイトレースになるだろう」
またザヤニは、完全なナイトレースに加え、アブダビのようなトワイライトレースの実施もいまだ検討していると付け加えた。そのため、レースは現地時間の17時、もしくは18時のスタートになると考えられている。