IZODインディカー・シリーズ最終戦ラスベガスで、ダン・ウェルドンを失うことになった大クラッシュに巻き込まれたウィル・パワー(ペンスキー)が、胸椎を圧迫骨折していたことが明らかになった。

 インディカー最終戦ラスベガスで11周目に発生した多重クラッシュでは、15台のマシンが巻き込まれ、亡くなったウェルドンのマシン同様、タイトルを争っていたパワーのマシンも宙を舞いキャッチフェンスに激突。パワーは病院に運ばれたが、幸い退院していた。

 しかし、パワーは事故後背中の痛みを訴え、インディアナポリスでシリーズの外科医を担当するテリー・トランメル博士により再度検査を受けた結果、4番目の胸椎を圧迫骨折していたと診断されたという。パワーはリハビリ、そしてオフシーズンの休暇を利用して回復に努めるという。

 また、同じくラスベガス戦のクラッシュで病院に運ばれた女性ドライバーのピッパ・マンは、負傷した右手の手術を受けた。

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