フォース・インディアの2012年のレースシートに座ることが決まったニコ・ヒュルケンベルクは、何ヶ月にもおよぶ推測の末、シートが決まりホッとしていると語っている。
2010年にウイリアムズからF1デビューしたヒュルケンベルクは、2011年シーズンはフォース・インディアでサードドライバーを務めていた。しかし、12年にはエイドリアン・スーティルに代わりレギュラードライバーになるだろうと囁かれていた。
その決定は先週決まったが、ヒュルケンベルクは最終的にチームから発表があるまでずっと緊張していたとF1公式サイトに語っている。
「発表を見て、ようやくホッとしたよ。来年のシートが決定するまで、ずっと緊張していたからね。すごく幸せな瞬間だったし、プレッシャーが一気に降りた感じだったね」
「もちろん、決定が公になる少し前に知ってはいたんだ。シーズンの途中にポジティブなサインはあったしね。チームからもいつもいいフィードバックをもらっていたし、2012年には“第三の男”を演じなくてもいいだろうとは思っていたんだけどね」
ヒュルケンベルクは、2011年の間務めてきたサードドライバーの役割が、来季レースシートを得ることに役立っただろうと語る。
「確かに僕は昨年レースをしていなかったけど、なるべく自分を研ぎ澄ますようにしていたんだ。テストのセッションでたとえ20周以上周回しなかったとしても、自分が予想していたより適応できると思うね」
「来年の開幕には、2010年の終わりの頃にレベルを持って行かなきゃいけない。でもチームの助けがあればそのレベルにはすぐ戻れるはずさ」
「僕は来年のオーストラリアで、僕が楽にオーバーテイクさせてもらえるよう、他のドライバーみんなにクリスマスカードを贈るつもりなんだ。リクエストに応えてもらえるといいけどね!」
