ニコ・ヒュルケンベルグが来年マクラーレンに加入する可能性があると、ドイツのメディアが報じている。
ドイツのSport Bild onlineは、ザウバーのヒュルケンベルグはフェラーリとの契約の可能性が絶たれた後、今はロータスとマクラーレンの選択肢を有していると伝えた。
マネージャーのベルナー・ハインツは来季契約に関して「まだサインはしていない。だが我々はいい状況にある」とコメントしている。
キミ・ライコネンがフェラーリに移籍することが決定し、ロータスはヒュルケンベルグ獲得を望んでいるとみられている。フェラーリを今季末で離れるフェリペ・マッサは、ロータス入りを希望しており、1000万ユーロ(約13億4000万円)の資金を持ち込む用意があるともいわれているが、ロータスは新たな投資者と契約を結びヒュルケンベルグにサラリーを支払う余裕ができたようだとSport Bildは報じた。
一方でヒュルケンベルグにはマクラーレンと契約する可能性もわずかながらあるという。Sport Bildによると、セルジオ・ペレスをサポートするテルメックスからチームに支払いがなされていないとのうわさがあり、来季マクラーレンがラインナップを変更する可能性があるため、ヒュルケンベルグは、ロータスと契約する前に、マクラーレン入りのチャンスを探りたい意向であるということだ。