フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは、2012年型F1マシンVJM05は規則変更に従って空力パフォーマンス向上のための対策がとられており、どのサーキットでも速いことを目標に開発されていると語った。

 今年リザーブドライバーからレースドライバーに昇格し、F1レースに復帰するヒュルケンベルグは、VJM05の第一印象について次のように語った。
「ノーズ先端は少し変更されたけど、それ以外は昨年型とそれほど変わったようには見えないと思う。エキゾーストポジションも違うが、ノーズ以外の変化は目で見た感じそれほど目立たない」とヒュルケンベルグはVJM05の発表会の際にコメントしている。
「空力面は細かいところまで考慮されている。マシンを風洞で見た時、よさそうだと思ったよ。でも実際にドライブし、他のマシンと競ってみないと、相対的な位置は分からない。楽しみにしていよう」

 エキゾーストの規則が変わったことでダウンフォースの低下が懸念されているが、フォース・インディアはうまく対策をしていると、ヒュルケンベルグは考えている。
「皆ポジティブに考えている。ブロウンフロアがなくなったのはマイナスになるが、空力担当者やエンジニアたちが他のエリアを開発し、失った分を取り戻そうとしている。今のF1では強力なエアロパッケージ、空力的に優れたマシンが必要だ。でも同時にメカニカル的なことも重要で、サスペンションの性能が劣っていてはだめだ。全体のパッケージが重要であり、調和のとれたマシンでなければならない」

 新車の哲学についてヒュルケンベルグは次のように説明した。
「哲学は、競争力があり、とても速いマシンを作るということなのは間違いないよ! 今年は20戦ある。どのサーキットでも速いマシンでなければならない。モンツァのような高速コースだけとか、モナコのようなタイトなコースだけじゃだめなんだ。中団グループの戦いは熾烈だから、ライバルたちと戦うには、どこに行っても強いマシンでなければならない。あらゆる面においてより強力なマシンを開発しようとしている」

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