ニコ・ヒュルケンベルグは、ザウバーへの移籍は後悔しておらず、今の状況の中で最大限のパフォーマンスを発揮するという新しいチャレンジに集中していると語った。
ヒュルケンベルグは今年、フォース・インディアからザウバーに移籍した。昨年のザウバーは4回の表彰台を獲得する活躍を見せ、一方フォース・インディアは4位が最高位だった。
しかし今季はザウバーは不振に陥り、10戦終了時点で7ポイントしか獲得していないが、フォース・インディアは59ポイントを稼ぎ、マクラーレンより上のランキング5位に位置している。
今季ベストリザルトが8位のヒュルケンベルグだが、落ち込むことなくベストを尽くしているという。
「こうなると予想していなかった。でもこれが現実だ」とヒュルケンベルグ。
「僕にとって新しいチャレンジだ。落ち込まず、諦めずに取り組まなければならない」
「この移籍は後から考えると正しくなかったように見える。でも、僕にとって、常にベストを尽くし続けるというチャレンジになる」
「(後悔については)あまり考えていない。自分自身、チーム、マシンから最大限の力を引き出すために集中するだけだ。ハッピーだよ」
2014年の選択肢の中にザウバーも含まれていると、ヒュルケンベルグは語った。
「将来のことはまだ決まっていない。マネージャーと一緒に、ザウバーを含めあらゆる選択肢を探っている」
「決断を下すのは少し先になると思う」