2014年F1アメリカGPの土曜予選で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは13位、セルジオ・ペレスは12位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=13位
最初、予選はうまく運んでいたのでQ3進出も可能だと信じていた。Q2の最後のラップでもトップ10入りを目指していたが、めったにないことが起こった。ターン12の入口で捨てバイザーが前輪に絡みついたんだ。これまでのキャリアでこんなことは経験したことがないよ。コーナーに入って行った時にはまるでグリップがなくて、膨らんでコンマ数秒を失ってしまった。Q2最後のラップでこんなことが起こるなんて不運だったしかなり悔しい。
レースは厳しくなると思う。ソフトタイヤがここではなかなか難しい上に、明日はさらに気温が上がると予測されているからね。でも僕らは通常日曜午後の方が強さを発揮できるので、ポイント獲得を目指す。
セルジオ・ペレス 予選=12位
今週末は風が強いことが影響し、いいマシンバランスを見つけるのに苦労している。風向きが絶えず変わるのでマシンの挙動が予測不可能だし、一貫性を持たせるのが難しいんだ。
そのため1周を完璧な形でまとめ上げるのが楽ではなかった。確実にQ2に進むためにQ1の時点でソフトタイヤを2セット使わなければならなかった。そのためQ2では新品ソフトタイヤが1セットしか使えなかった。
状況を考えればいい仕事をしたと思うが、ファンのためにもっといい結果を出したかった。彼らは大変な努力をしてここまで来て応援してくれているんだから。明日はいいレースをして、ポイント争いに食い込めるといいな。