フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが今季限りでチームを離脱し、2013年は小林可夢偉に代わってザウバーをドライブすると英BBCなど複数の欧州メディアが報じている。
BBCによれば、ヒュルケンベルグのパートナーには、ザウバーのリザーブドライバーを務めるメキシコ人ドライバーのエステバン・グティエレスが昇格するとされており、先日報じられたBlick紙の報道を裏づけるものとなっている。
また、ヒュルケンベルグの離脱によって空席となるフォース・インディアのシートには、昨年までトロロッソのレギュラードライバーを務めていたセバスチャン・ブエミとハイミ・アルグエルスアリ、さらにはエイドリアン・スーティルも名乗りを挙げているという。
一方、可夢偉にもフォース・インディアのシートを獲得するチャンスが残されているようだが、そのためには、いくつかスポンサーを持ち込むことが必要だと見られている。
ザウバーは未だに公式な発表をしていないが、すでにヒュルケンベルグとの契約は交わされていると考えられている。
英AUTOSPORTもフェリペ・マッサのフェラーリ残留がインドGP前にも発表されるという記事において、マッサの後任候補だったヒュルケンベルグが現在はザウバーとの契約に集中していると報じ、すでに仮契約を結んでいるとの見方を伝えている。