今季の開幕前のテストで好調な走りを披露したジェームス・ヒンチクリフが、ニューマン・ハース・レーシングからIZODインディカー・シリーズの今季の残りのレースから参戦することになった。
インディライツのトップランナーのひとりだった24歳のヒンチクリフは、今季開幕前からのテストにニューマン・ハースとともにテストに参加。しかし資金が不足していたため、開幕戦セントピーターズバーグへの出場はできなかった。ヒンチクリフは今週末のバーバーでのレースで、インディカーデビューを飾ることになる、
ヒンチクリフのマシンは、トロントに拠点を置くアセットマネジメント会社のシュプロット社が支援することになる。
「インディカー・シリーズへのデビューは15年のレースキャリアの夢が叶うことだよ。僕のこれまでのステップに続いて、カナダの会社から支援を受けることになるのは本当に特別なことだ。僕らはカナダの誇りを持ってレースに臨むよ!」とヒンチクリフ。
一方、ニューマン・ハースを率いるカール・ハースは「ジェームスは12月のテストから、インディカーをドライブする十分な優秀さを示してくれた。我々のチームのこれまでの28年間の中で、ルーキーとして起用したのは3人だけだ。ナイジェル・マンセル、セバスチャン・ブルデー、グラハム・レイホール……。そしれ彼らはその才能を証明してきた」とヒンチクリフへの期待を語っている。
