フェラーリの若手育成プログラムのメンバーであるジュール・ビアンキが、2012年にザウバーでF1デビューを果たしたかったと述べた。
motorsport.comは、ビアンキはRMCラジオに対して、2013年にF1レースドライバーとしてデビューするため、今年はF1で“重要な役目”につきたいと述べたと伝えている。
多数のメディアが、ビアンキはニコ・ヒュルケンベルグに代わってフォース・インディアのリザーブドライバーになるのではないかと予想している。
「できるだけ多くの距離を走ることができ、(なおかつ)フェラーリにとどまることができるチームを見つけるのが目標だ」とビアンキ。
「2012年にF1にデビューできる状態だとは思うけれど、堅実にやっていかなければならない。厳しいが、それがF1だ」
ザウバーチームはフェラーリエンジンを使用しており、フェリペ・マッサがフェラーリに移籍する前に所属していたチームでもある。ビアンキは、ザウバーと契約できればいいチャンスになっただろうが、シートが空いていなかったと述べた。
「ザウバーと契約することができなかった。(セルジオ・)ペレスと(小林)可夢偉がすでにサインしていたからだ。(契約できれば)とてもいいチャンスになっただろうが、それは無理だった」