ルノーF1のドライバー、ネルソン・ピケJr.がシーズン途中でシートを失ったことをF1公式サイトが伝えている。これによると、ピケがルノーから解雇通知を受け取ったことと、チームに対しての不満を表明しているという。
ルノーは、前戦ハンガリーGPでのタイヤの脱落を受けて、次戦ヨーロッパGPへの出場停止処分を言い渡され控訴中。しかしながら、仮に控訴が認められたとしても、ピケがドライブすることはなさそうだ。
「ルノーから連絡を受けた。それは、今季これ以上、僕を走らせる意志はないというものだった。僕を支えてくれたチームの一部の人達に感謝をしたい。それとともに僕は非常にがっかりしている」とピケは語っている。
ピケが発信したリリースには、チームメイトのフェルナンド・アロンソと比べてあまりにもよくないテスト環境下でのシーズンインだったことや、マシンのアップデートについても後回しにされていたことなどに対して、批判をしているという。