ネルソン・ピケがルノーから解雇通知を受けたとして、声明を発表して怒りを爆発させたが、息子のキャリアを救うため、ピケSrが今季末でのF1撤退を決めたBMWのF1チームの救済に手を貸すのではとの報道がなされている。
ブラジルの大手新聞ニ紙がピケの父親が、ペーター・ザウバーとパートナーシップを組み、BMWチームの救済に当たることで、息子のF1でのシートを確保しようとしていると報じた。
オー・エスタード・サンパウロ紙およびオー・グローボ紙は、自らのファミリーチームで息子をジュニアカテゴリーからF1まで順調に昇格させてきたピケSrは、このチームの活動を拡大することを検討しており、BMWチームの20パーセントの株式を所有しているザウバーと手を組むのではと報じている。
正式に確認された事実ではないが、今回の報道によると、このチームは2010年にはザウバー・ピケF1という名称になり、フェラーリエンジンを使用するという。
ザウバーは、ピケとの交渉については一切述べていないものの、BMWチームの救済のために全力を尽くしたいと宣言している。
