カンポス・メタF1チームのゼネラルマネージャー、ダニエル・オーデットは、ピケJr.が加入しチームがブラジル人ラインアップを敷くことは極めて低いとしている。ピケがチーム株式の15%を購入するという提案があったことは認めているが、他のドライバーはそれよりも多くの金額を持ち込むことができるため、魅力的なオファーではないという。

 セナのチームメイトとなる、ふたり目のドライバーに関して未だ発表されていないカンポス・メタ。
 ペドロ・デ・ラ・ロサ、ビタリー・ペトロフ、パストール・マルドナドなどの名前が候補として挙がっているが、今週に入り、そのポールポジションにいるとウワサされているのがピケJr.だった。ネルソン・ピケSr.がチームの株式の15%を買い、ピケJr.がシートを得るというのがその筋書きだ。

 ところがオーデットはピケとの交渉を認めたものの、ピケSr.による投資は他のドライバーが持ち込む金額よりも低く、それが実現する可能性は低いとしている。さらには、チームはオールブラジル体制を採るつもりはないという。

「ピケからのオファーはあった。そしてエイドリアン(カンポス)が、そのオファーを精査した」とオーデットはラ・スタンパ紙に語っている。
「レース順位操作のスキャンダルに関わっていたとしてもネルシーニョに対して特別な気持ちはない。彼は速くて経験のある素晴らしいドライバーだ。しかし、我々はすでにブルーノ・セナと契約をしている。ブラジル人をふたり走らせることはできない」

「提案された15%の投資は他のドライバーが用意できる規模よりも小さいものだった。イタリア、ロシア、中国、ドイツなどのドライバーがシートに興味を持っている。もちろん最終決定が下されるまでそれぞれの交渉は続けられることになる」

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