2014 イタリアグランプリ 予選

ハミルトンがP Zeroホワイト・ミディアムタイヤでポール獲得:
最高速度は350km/hを超える
摩耗とデグラデーションが低い明日の決勝では、1ストップのスプリントレースが予測される

2014年9月6日、モンツァ
メルセデスのルイス・ハミルトンが、ミディアムタイヤを使用して1分24秒109を記録し、モンツァでポールポジションを獲得しました。今週末用として、ミディアムタイヤとハードタイヤが選択されています。2番グリッドはチームメイトのニコ・ロズベルグが獲得し、今シーズン6回目のメルセデスによるフロントロー独占となりました。ハミルトンのポールは今シーズン5回目です。

摩耗とデグラデーションは低く、ミディアムタイヤがハードタイヤよりもラップあたり0.5秒以上速いスピードを示していたため、予選セッションの開始からタイヤ戦略は明確なものとなり、ドライバーたちは、明日の決勝用にできるだけ多くの新品ミディアムタイヤを温存しようとしました。

その結果、上位勢はハードタイヤのみでのQ1突破を試みました。トロ・ロッソ、フォース・インディア、ザウバーは、Q2進出のためにミディアムタイヤを使用しましたが、他のQ2進出チームは、Q1でハードコンパウンドのみを使用しました。

レギュレーションによって、Q3に進出したドライバーは、Q2で自己ベストタイムを記録したタイヤを決勝スタート時に装着することが規定されているため、Q2以降は、進出した全ドライバーがミディアムタイヤを使用しました。したがって、ドライバーたちは、Q3に進出するためのベストタイムに挑む一方、Q2で使用する2セット目のタイヤへの特別なケアを行う必要がありました。

通常通り、Q3に進出したドライバーたちは、最適な路面温度と、より多くのラバーが乗ったトラックのアドバンテージを得るため、できるだけ遅いタイミングでタイム計測を行うことを試みました。ミディアムタイヤのデグラデーションが低かったため、複数回のフライングラップが可能な状況でした。しかし、2012年のイタリアグランプリでポール・トゥー・ウィンを果たしたハミルトンは、1回目のランで自己ベストタイムを記録しました。

午前中に行われた最終フリー走行でも、ハミルトンがフェラーリのフェルナンド・アロンソを抑えて最速タイムを記録していました。両ドライバーともにP Zeroホワイト・ミディアムコンパウンドを使用していました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「明日は、我々のホームグランプリでのエキサイティングなスプリントレースが楽しみです。モンツァが“スピードの殿堂”という名声を博している通り、決勝は、理論的には1時間20分以内に終了します。予選中、350km/hを超えるトップスピードが見られました。したがって、タイヤ構造には最も厳しくなります。路面は全く粗くなく、両コンパウンドの摩耗とデグラデーションは非常に低くなりそうですので、1ストップの決勝になると予測しています。タイヤの観点からは、概ねシンプルなレースになると思います。レース戦略においては、ピットストップのタイミングが重要な要素になります。ドライバーたちは、ミディアムタイヤで可能な限り多くのラップを走行すると見ていますが、スティントの長さは路面温度に反比例して影響を受けます」

ピレリの戦略予測:
ドライコンディションが続いた場合、53周で争われるイタリアグランプリは1ストップのレースになりそうです。

最速の戦略:
ミディアムでスタート、23周でハードへ交換。
ハードでスタートし、30周でミディアムへ交換する戦略も理論的には同じレースタイムとなりますが、トラフィックのリスクが高くなります。路面温度が予想よりもわずかに高くなれば、ミディアムでスタートしたドライバーたちは早めに(18から20周付近で)ピットストップを行う可能性があります。

FP3のラップタイム上位:
ハミルトン/1分25秒519/ミディアム新品
アロンソ/1分25秒931/ミディアム新品
ボッタス/1分26秒090/ミディアム新品

トップ10ドライバーの使用タイヤ:
ハミルトン/1分24秒109/ミディアム新品
ロズベルグ/1分24秒383/ミディアム新品
ボッタス/1分24秒697/ミディアム新品
マッサ/1分24秒865/ミディアム新品
マグヌッセン/1分25秒314/ミディアム新品
バトン/1分25秒379/ミディアム新品
アロンソ/1分25秒430/ミディアム新品
ベッテル/1分25秒436/ミディアム新品
リカルド/1分25秒709/ミディアム新品
ペレス/1分25秒944/ミディアム新品

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