2011年F1タイヤサプライヤーに決定したピレリは、シーズン末のチーム合同テストまでの間、トヨタの2009年型F1マシンをテストに使用する可能性を検討していることを認めた。
Manipe F1は、ピレリが新タイヤのプロトタイプを初めてテストしたと伝えた。その際、ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンブリーは、今後2009年のトヨタF1マシンをテストに使用する可能性があると述べている。
「2010年のトヨタはシーズン前テストを行っていない。(だが)2009年のマシンなら可能性はある」とヘンブリー。
「チームとのアブダビでの公式テストまでどのマシンを使うのか、来週にははっきりするだろう」
最終戦アブダビの後に同地で合同テストが行われる見込みであると報じられており、これがチームがピレリタイヤを初めてテストできる機会となる。アブダビでのテストと来年2月にプレシーズンテストが開始するまでの間には、ピレリは2010年のF1マシンでタイヤテストを行いたい意向だ。
「(アブダビの)その後から2011年2月の公式テストまでの間は、2010年のマシンでテストを続けたいと考えている」とヘンブリーはコメントしている。