2011年F1のタイヤサプライヤーはまだ発表していないが、有力候補のピレリは、正式決定した場合には、トヨタTF110を使い、ニック・ハイドフェルドにより、テストを行うことを希望しているといわれている。
イタリアのアウトスプリント誌は、ピレリはすでにF1の商業権所有者バーニー・エクレストンと合意に達しており、カナダGPの週末に今季参戦する12チームすべてが同意書にサインしたと報じている。それが事実であれば、あとは来週行われる世界モータースポーツ評議会でFIAの承認を得た段階でピレリの採用が正式に決定することになる。
報道によれば、ピレリは正式に契約がまとまった際には、2010年用にトヨタが開発していたマシンの1台をテストに使用したいとして、トヨタと交渉しているということだ。タイヤテストのドライバーとしては以前からメルセデスのテスト&リザーブドライバーのハイドフェルドの名前が挙がっており、彼自身も乗り気だといわれている。