今年からF1公式タイヤサプライヤーを務めるピレリが、昨年のチーム合同テストの後、フロントタイヤを強化したことを明らかにした。

 昨年11月、全チームがピレリの新タイヤを初めて試した。ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは、チームからのフィードバックを受けて、フロントタイヤに調整を加えたと語った。

「フロントタイヤを少し強くするよう求められ、我々は依頼どおりにした」とヘンベリーは、ピレリのシーズンオフ最後のプライベートテストが行われたアブダビにおいてコメントした。
「それによって、リヤのバランスが崩れたかもしれない。それについてはテストの間に気を配り、その後のテストで改善した」
「フロントタイヤを強化し、ドライバーがコーナーに入る際にもっと緻密なインプットができ、もっとうまく感触をつかめるようにしてほしいと言われた。それは実現できたと思う。リヤに関する作業も終えたので、我々のタイヤに合わせてデザインされたマシンで走ったときにどうなるのか見るのが楽しみだ」

 ミハエル・シューマッハーは、昨年のブリヂストンのフロントタイヤがドライビングスタイルに合わず、それが不振のひとつの原因だと言われている。昨年のピレリテストの後には、ピレリタイヤが自分により合ったものであるかどうか判断を下すのはまだ早すぎると彼は述べていたが、今回のヘンベリーの話はシューマッハーにとってポジティブな内容といえそうだ。

本日のレースクイーン

今井みほいまいみほ
2025年 / スーパーGT
Pacific JLOC Angels
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円