ピレリが、ベルギーGPでセバスチャン・ベッテルに起きたタイヤバーストの原因に関する調査を終え、その結果をイタリアGPの週末に発表することを明らかにした。

 ベッテルは決勝で1回ストップで走り3位を確保しようとしていたが、最後から2周目にタイヤが突然バースト、幸い大きな事故にはつながらなかったものの、チェッカーを受けることができなかった。レース後、ベッテルはタイヤが突然バーストするような事態は受け入れがたいと強く批判、ピレリは原因は摩耗であるとの見解を示し、1回ストップで走り切ろうとしたフェラーリの戦略に驚いたと応戦した。
 その後、ベッテルは改めて声明を発表、1回ストップはリスキーな戦略ではなかったと主張している。

 ベルギーの週末には金曜にニコ・ロズベルグのタイヤも突然バーストしており、ドライバーたちは安全性に懸念を示している。ピレリは決勝後、ベッテルのタイヤトラブルについて詳細な調査を行っていた。

 今週月曜、ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは以下のようなコメントを発表した。
「スパでのセバスチャン・ベッテルのタイヤに関する調査を完了した」
「技術的分析による詳細にわたる結論はモンツァにおいて発表する」

 今週末のイタリアGPでは昨年より1ステップ軟らかい組み合わせであるソフトとミディアムコンパウンドが選択されている。

 ロズベルグは高速のモンツァに懸念を示し、早急にピレリがタイヤの問題を解決することを強く希望している。ピレリは、ロズベルグのタイヤトラブルはカットによるものだったと説明している。

「ベッテルのタイヤがブローしたことは、全く受け入れがたい」とロズベルグ。
「彼も金曜の僕も、あと数メートル前か後に(バーストが)起きていたら、大きなクラッシュにつながっていただろう。非常に高速なコースだから、過去最高のクラッシュになっていたと思う」
「次のモンツァはシーズン中最速のコースだ。彼らはこの状況を改善するための方法を考えなければならない」

 グランプリ・ドライバーズ・アソシエーションは、FIAとピレリに対し、タイヤが突然バーストするような事態を防止するための対策を講じるよう求めている。

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