ピレリは、予選Q3でタイムを出さない戦略をとるドライバーたちがいる問題について、今週末の韓国GPでフォーミュラワン・チームズ・アソシエーション(FOTA)と話し合いを行う。
今季は決勝に向けてタイヤをセーブするために予選で走行を控える戦略をとるチームがしばしば見られる。グリッドのトップ10を決定するQ3で走行しないドライバーがいるのはショー的要素を損なっているとして、ピレリはこれを問題視している。
日本GPのQ3では10台中、4台のマシンがタイムを記録しなかった。このような状況について検討すべきだと一部のF1チームボスが発言しており、ピレリはFOTAに連絡し、韓国GPの週末に話し合いを持つことを決めた。
「何か手を打たなければならない」とピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリー。
「FOTAのオリバー(・ウェインガーテン)、スポーティングワーキンググループと、今週韓国でじっくり話をする予定だ。そしてインドで正式な会合を持ち、問題についてすべて話し合う」
「いくつか提案を考え付かなければならない。我々には考えがあるので、どのように問題を解決すべきか、共通点を見いだす必要がある」
ピレリは以前、予選タイヤの導入を提案したが、チーム側はこれに反対した。
ヘンベリーは、Q3で走らないマシンがアドバンテージを得られないように規則を変えることになるだろうと述べている。ひとつの方法は、Q3でタイムを記録しなかったドライバーは、Q2で使用したタイヤでスタートしなければならないという規則にすることだという。
「コストを上げることなく、規則を変えることですぐに解決できる。我々はそういった提案を行う」とヘンベリー。
「これを来年導入する必要がある。2013年にはさらに違うことを行い、このスポーツを一新することになるかもしれない」
「予選に悪いところはない。3セッションというのは非常に優れたシステムだ。タイヤをセーブすることがナンセンスなだけだ。(セバスチャン・)ベッテルなどトップ6人は、3つのセッションをすべて走り切っても優勝できる。つまり他の全員も走ることが可能だということだ」
「ナンセンスだ。タイヤを温存する必要などない。レースを走り切るのに十分なだけ持っているのだ。この問題を解決するための手段を検討したい」
